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沖縄県で5月1、2日に予定されている東京五輪の聖火リレーについて、県実行委員会と大会組織委員会が沖縄本島の公道でのリレーを中止し、それぞれ初日と2日目のゴールとなっている名護、糸満両市の会場に集約する方向で調整していることがわかった。関係者によると、両会場でランナーを走行させるか、セレモニーのみを行うか検討している。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、両市や那覇市など沖縄本島の9市は、12日から5月5日まで「まん延防止等重点措置」の対象となっている。
措置を踏まえ、県実行委と大会組織委は沖縄本島の公道を走るリレーは困難と判断。初日ゴールの名護市民会館周辺、2日目ゴールの糸満市の平和祈念公園でのみ開催する方向で検討している。大阪府のように、ランナーを周回形式で走行させることが可能かについても協議している。
一方、県実行委は重点措置の対象地域ではない離島については予定通りリレーを実施したい意向で、大会組織委と調整を進めている。
沖縄県では今月7日、新型コロナの感染者が過去2番目となる155人確認されるなど、今月に入って100人超となる日が相次いでいる。すぐに使用できる病床も満床状態となるなど医療体制も