仙台市高速鉄道東西線
開業日時：2015年12月6日
概要
仙台市高速鉄道東西線は、市南西部の八木山動物公園付近から都心部の仙台駅を経て、仙台東部の仙台東インターチェンジ付近に至る14.4kmの新規路線です。既に開業している南北線と一体となって仙台市の骨格となる交通軸として期待されています。このうち機構は、起点側の八木山動物公園駅から約4.3km間の土木工事及び軌道工事を受託しました。当該路線の受託区間は、NATM工法による大断面掘削を行った八木山トンネルや国内でも例の少ない鉄道と道路が一体となったダブルデッキトラス橋（竜の口橋りょう）の施工のほか、青葉山駅から川内駅までは約70mの高低差を結ぶ最大57‰の急勾配区間が主な特徴です。使用車両は、建設費のコスト低減、線路勾配及び乗降需要等を勘案しスリムなリニアモーター方式を採用しています。
鉄道・道路併用ダブルデッキトラス橋（竜の口橋梁）
